モスクでぼんやりのすすめ
数年前、東京ジャーミィを初めて訪れた。代々木上原にある、イスラム教のモスクだ。いつでも誰でも見学できる。料理教室や映画上映等のイベントも、随時開催されている。(今はコロナ禍だからどうかな…?)
友人と二人、わくわくしながら足を踏み入れると……、トルコのタイルが美しいモスクは圧倒的な親しさで私たちを迎え入れてくれた。
靴を脱ぎ、貸しスカーフを頭に巻き、二階の礼拝堂に入ると、光と装飾に囲まれた中にポツンポツンと人がいる。スマホで写真を撮る白人、彼女がスカーフをし忘れている日本人カップル、ひざまずき祈りを捧げる人、ただ座っている人。私たちも足を投げ出し、「何ここ!めっちゃ落ち着く~」などとつぶやきながら、厳かと安心の混じった解放された時を過ごした。なにしろ偶像がないのである。どこを探しても。あるのは光。
階下に降りる。真面目な観光客たちが、トルコ人らしきガイドの説明に聞き入っている間、私たちは入口に並べられたトルコの名産品を物色した。石鹸や、ブローチや、甘そうなお菓子。私は、かなり甘そうなそのお菓子と石鹸、トルココーヒーを買った。聞こえてきたガイドの説明によると……、モハメド・アリはキリスト教徒だったが、人種差別を受けていたため、差別のないというイスラム教に改宗した。この東京ジャーミィを訪れたこともある。イスラム教ではすべての人が平等で、礼拝堂では横一列に並ぶという。有名なモハメド・アリも横一列の中の一人として扱われた。ふむふむ、よい話ではないか。
仏教の寺も好きだが、明るく開放されたモスクも好きだ。モスクに遊びに行こう!
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