善衛LOVE♡
一番好きな作家は高橋和巳だと思っているが、友達にはなれない。容赦ないから。
でも、昨年出会った堀田善衛は友達になれそう。迷いながら思考してる。
短編をいくつか読んだだけだけど、「方丈記私記」と「時間」はこの先も私を支えてくれるだろう。「時間」は南京大虐殺が舞台。中国人目線で描かれている。
善衛の作品の中の表現で心に残ったものを、あえて数日後にうろ覚えの状態でメモしたもの↓
「新たな予想しないことが起きたとき、ことばの自己矛盾なしに表現することはできない」
「人に囲まれて『あらゆる問題に答えを出し、十全の独立をしろ』とせまられたら困り果てる。対立するものにコミットして対立する人と対立しているほうが易しい」
「希望は義務であり、自分に課す。その希望に耐える」
「直線も理想も人間の脳内にしか存在しない(←身体を使って行動して目指す)」
「労働の日々が続いていくだけだということを信頼できなければ自殺するしかない」
「人間の集まりは、例えば読書人は何らかの理想を実現するために集まった集団、というように前提ができる。しかしだんだん行動的になり、人間の不合理性に より深く根をもつようになる」
「『道徳は、東京にいる生き神様に預けてきた』現存する神、この新しさが日軍の強さではなかろうか」(←善衛が上海にいた日中戦争の最中の話。ちなみに善衛は日軍を支持していない。)
「ニヒリストとは、触発されてばかりいる人のことをいう」
「人生は何度でも発見される」
「認識ばかりしている人は、自分の存在を消すことで完結させてしまうようだ」
あー――――――!!身に沁みる。
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