秋、虚無とゲシュタルト崩壊とともだち

きたきたきたー。この季節。空気に混じった虚無が、「この世界でお前が感じることができるのは虚しさだけだ。死ね、死ね」と囁きはじめる秋。夏も囁くんだけど、暑いから原色で蛍光で、暑さに紛れているんだな。


ふだんからゲシュタルト崩壊を趣味というか、習慣としています。なんとなく組み上がっている生活とか人間関係を、脳内で崩します。家族やともだちを、初めて見るみたいに見てみたり。


虚無とともにゲシュタルト崩壊すると、ちょっとやばいです。崩壊して周りを見渡すと、今までに出会った人たちや、できごとがそれぞれの場所で佇んでいます。嬉しくなったり、悲しくなったり、恥ずかしくて消えたくなったりします。

浮遊する城・りょう城のお城

危険なので本人以外入ってはいけません