自給自足のゾンビと読者
わー!!今読んでるカートヴォネガットの本にすごいことが書いてあった。完全に満ち足りた、自給自足のゾンビだって。
その人(民族的ジェノサイドの生き残り症候群)は、まったく遊び心のない靴屋だったのに、急にトランス状態かのように芸術的なブーツを作り始め、目をのぞきこんでみたら、そこは空き家だったんだって!!目が空き家。
なんかめちゃくちゃわかる気がするんだよ。
自給自足のゾンビになりかけてる自分に気づいてゾッとしたんだよ!!
!!完全に!満ち足りた!自給自足のゾンビ!!
あと、こんなくだりもあった。作家にはひとりの読者でじゅうぶん、たったひとりの読者のために書く、と。これもわかる。歌も、たったひとりに届けたくて歌うこともあるし、その相手が自分であることもある。
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